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 File:0009 ◆みなし労働時間制〜事業場外労働の運用上の注意点


 交通会社の派遣添乗員が、「みなし労働時間制」の適用を理由に残業代が支給されなかったのは不当として、未払い残業代の支払いを会社側に請求した裁判で、会社は、全額の支払いを命じられる判決を受けました。《事業場外みなし労働時間制》の安易な適用は十分に注意する必要があります。その運用上のポイントをまとめておきましょう。
 

派遣添乗員の残業代支払い命令

    「みなし労働時間制」の適用を理由に残業代が支給されなかったのは、不当として、阪急交通社子会社の派遣添乗員が、未払い残業代の支払いを求めた訴訟の判決が2010年5月11日に東京地裁(民事11部)であり、裁判官は全額の支払いを命じました。
  会社側は「業務は事業場外で行われており、会社の指揮命令は及ばず、労働時間を算出することも困難」と主張しましたが、裁判官は「添乗日報や携帯電話などで労働時間を把握することは可能」と判断。ツアー客に常に同行している添乗員は会社の指揮命令下にあるとして、みなし労働時間制は適用されないとしました。
   

事業場外労働によるみなし労働時間制

    事業場外みなし労働時間制は、事業場外で労働する場合で労働時間の算定が困難な場合に、原則として所定労働時間労働したものとみなす制度です。
  例えば、みなし労働時間を法定労働時間の8時間と決めた場合、実際の事業場外労働が10時間だとしても、残業代2時間分の支払いは不要となります。
   

運用上の注意点

    労働時間の一部を事業場内で労働した日の労働時間は、みなし労働時間制によって算定される事業場外で業務に従事した時間と、別途把握した事業場内における時間とを加えた時間となります。
  また、上記の制度が認められるのは、使用者の指揮監督が及ばず、労働時間の管理が困難な場合に限られます。次のような場合は使用者の指揮命令を受けていると判断され、みなし労働時間制の適用を受けられません。

   .哀襦璽廚濃業場外労働に従事し、その中に労働時間を管理
    する者がいる場合。
   ¬祇や携帯電話などで、随時、使用者の指示を受けながら
    労働している場合。
   事業場において、訪問先等の具体的な指示を受けた後、
    その指示通りに労働する場合。




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